絶縁監視装置とは

絶縁監視装置とは、非接地配線方式において、その電気回路の絶縁値を監視する装置を意味します。

 ここで非接地配線方式とは、回路上、どこも接地がされておらず、回路が接地から浮いた状態となっています。

 非接地配線方式のイメージ図

変圧器の中性点などが、接地されていません。

 

中性点接地配線方式のイメージ図

変圧器の中性点が接地されています。

TNSystemイメージ図

  日本では一般的な中性点接地配線方式で、地絡電流(漏電電流)を監視しているものを、絶縁監視装置と呼んでいる場合がございますが、結果的に地絡電流により絶縁状態を見ているものの、絶縁値を直接測定している訳ではなく、非接地配線方式の絶縁監視装置とは仕組みも全く異なるものです。

従って、中性点接地配線方式で地絡電流を監視する装置で、非接地配線方式の絶縁監視を行うことはできません。

 非接地配線方式の場合、接地されている箇所が無い為、回路上、絶縁が不良となっても、中性点配線方式のように地絡電流(漏電電流)は流れません。従って、絶縁が不良となっていることを検知することが非常に難しく、結局、フューズ、又は、ブレーカーによる保護のみのところが多くなっています。

 しかしながら、フューズ、又は、ブレーカーでは、過電流、又は、短絡保護しか行えません。

 このような電路の場合、絶縁不良が進み、そこから、相間短絡などの事故に拡大しないと保護回路が動作しないこととなります。

 

そこで、人的被害の防止、事故の拡大、保守コストの増大を防ぐために、絶縁監視装置が必要となってまいります。

 Bender(ベンダー)社は、1946年ドイツで創業され、60年以上の絶縁監視装置設備の専門メーカーとして優れた製品を送り出しております。 その技術は、他社の製品とは一線を画す製品です。

 そして、その信頼性が評価され、世界の各国の鉄道、船舶、空港、病院、自動車メーカー、電気メーカー、軍設備等、多岐に渡り採用され続けております。