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絶縁監視装置の知識2026年2月12日

設備保全とは?実施する4つの目的や実施手順、円滑に進めるためのポイントを解説

「設備保全の概要や種類を詳しく知りたい」 

「設備保全を実施する目的や具体的な業務内容を理解したい」

本記事を読んでいる人の中には、上記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

設備保全は、工場などの生産設備が安全に動く状態を保つのに欠かせません。さらに、点検や修理を計画的に行うことで、急な故障によるトラブルを未然に防ぎます。

ただ、具体的にどのような作業が必要なのか、なぜ重要なのかが分からず困っている人も少なくありません。

本記事では、設備保全の概要や種類、実施する目的や実施手順を解説します。なお、設備保全で絶縁監視装置を導入するなら「株式会社プロトラッド」がおすすめです。

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設備保全とは?

設備保全とは?

設備保全(PM:Productive Maintenance)とは、工場内の生産設備が安全に稼働できる状態にするために点検・検査・部品交換・データ分析を計画的に実施することです。

工場内の生産設備に不具合が生じて、作業が停止してしまうと、製品が作れなくなるため大きな機会損失が生じるリスクがあります。さらに、設備の不具合による従業員の労災を防止するためにも欠かせない活動の1つです。

設備保全と似た言葉に「設備メンテナンス」がありますが、これらはほぼ同じ意味で使われます。どちらも、機械が故障する前に手入れをしたり、壊れた箇所を直したりして、常に正しく動くように管理するのが役割です。

 

設備保全の主な種類

設備保全の主な種類

設備保全の主な種類は、以下の通りです。

設備保全には、主に上記の種類があり、それぞれ適切に取り入れるのが大切です。これから設備保全の実施を検討する場合は、参考にしてください。

 

設備保全を実施する4つの目的

設備保全を実施する4つの目的

設備保全を実施する目的は、主に以下の4つです。

  • 生産設備の故障を最小限に抑えるため
  • 停止時間を減少させるため
  • 不良品の発生を防止するため
  • 設備を長寿命化させるため

ここでは、それぞれの目的を解説します。

  • 生産設備の故障を最小限に抑えるため

設備保全を実施する目的は、生産設備の故障を最小限に抑えるためです。工場内で生産設備が故障してしまうと、その間、生産が停止してしまうため、計画していた生産スケジュールを大きく狂わせる原因となります。

その結果、生産性が大幅に減少してしまうため、対策するためにも欠かせない取り組みの1つです。また、日頃から点検を行い、小さな異常に早く気づくことが、大きなトラブルを防ぐ第一歩となります。

 

  • 停止時間を減少させるため

工場内の生産設備は停止するだけで大きな損失を発生させてしまいます。生産設備は、故障だけでなく点検やメンテナンスの際にも停止します。そのため、定期的に設備保全を実施して停止時間を減少させる必要があるのです。

また、実際に計画的に短い時間で点検を済ませる方が、壊れてから長い時間をかけて修理するよりも損失を小さくできます。

効率よく保全を行うことで、機械が元気に動く時間を最大限に確保するのが目的の1つです。

 

  • 不良品の発生を防止するため

生産設備が正常に動作しないと、不良品を発生させてしまい、不要コストが発生します。さらに、不具合や故障に気付かぬまま生産を続けることで、不良品の大量発生に繋がります。

不良品の廃棄費用や再製造のコストを削減するためにも、定期的な設備保全が欠かせない取り組みの1つです。また、常に機械を正しい状態に調整しておくことは、製品の品質を一定に保つための最低条件と言えます。

 

  • 設備を長寿命化させるため

定期的な設備保全を実施することで、故障や不具合を大幅に減少させられます。さらに、適切で安全に使用することで、メーカーの定める想定耐用年数よりも長く使用できるようになるでしょう。

その結果、修理や交換、再購入にかかるコストを大幅に削減できるのが大きなメリットです。

人間が健康管理をして長生きするのと同じように、機械もこまめな手入れによって寿命を延ばすことが可能です。

 

設備保全と保守・メンテナンスとの違い

設備保全とは、工場内の生産設備が安全に稼働できる状態にするために点検・検査・部品交換・データ分析を計画的に実施することです。一方で、保守・メンテナンスとは、設備が故障しないように整備や修理を実施することです。

設備保全は設備が壊れないようにするのに対して、保守・メンテナンスは故障したら修理するという違いがあります。そのため、それぞれ似た言葉ではあるが、厳密には違いがあるのを考慮しておきましょう。

 

設備保全の主な業務内容

設備保全の主な業務内容

設備保全の主な業務内容は、以下の通りです。

  • 設備の状態を確認し、問題がないかを調べる点検・検査業務
  • 設備の故障や劣化の防止を目的に保守・整備する業務
  • 設備に故障や不具合などのトラブルが発生した際に修理・復旧する業務

設備保全は、必ずしもトラブル前の点検だけでなく、故障した設備の修理・復旧も行います。また、突然の故障や予期せぬ不具合などに応じて臨機応変に対応する業務もあります。

修理・復旧業務は、万が一の事態に迅速に動くための大切な仕事です。

 

設備保全を実施する手順【3STEP】

設備保全を実施する手順【3STEP】

設備保全を実施する手順は、主に以下の通りです。

  • 設備保全の実施計画を立てる
  • 実施計画に基づき設備保全を実施する
  • 保全結果・実績を報告し改善する

ここでは、それぞれの手順を解説します。

 

  • 設備保全の実施計画を立てる

設備保全を実施する際は、最初に設備保全の実施計画を立てます。

例えば、いつ・どの設備を誰が保全作業するのかなどを明確に定めていく必要があります。この時、無理な人員配置や計画にならないように、実現性の担保された計画を立てるのが重要です。

そのため、設備の重要度や作業にかかる時間を正しく見積もり、現実的に実行可能なスケジュールを組むようにしましょう。

 

  • 実施計画に基づき設備保全を実施する

設備保全の実施計画が明確になったら、その計画に基づいて保全活動を実施します。

この時、従業員に対して明確な指示をするためにも指示書やマニュアルなどを発行しておくのがおすすめです。現場では、想定外の事態が起きることもあるため、状況に合わせて人員配置を変動させたり、時間配分を調整したりして柔軟に対応しましょう。

また、動画などの分かりやすいマニュアルを準備することで、作業ミスの防止や効率化につながることも多くあります。

 

  • 保全結果・実績を報告し改善する

最後に、保全結果・実績を報告し、必要に応じて改善していきます。

実施計画に基づいて保全活動を実施した場合でも、初めてであれば必ず無駄なコストや作業が発生するためです。また、適切に分析し次回の保全活動に活かすためにも、分析・改善を必ず実施しましょう。

実際に、活動の記録をデータとして残すことで、より精度の高い計画が立てられるようになります。そのため、作業のやりづらかった点や、時間がかかりすぎた箇所を見直し、より良い仕組みへと更新し続けていきましょう。

 

設備保全を円滑に進めるための4つのポイント

設備保全を円滑に進めるための4つのポイント

設備保全を円滑に進めるためのポイントは、主に以下の4つです。

  • 設備保全のマニュアルを整備しておく
  • ヒューマンエラーによるトラブル対応を考えておく
  • 保全活動のデータは蓄積させる
  • 必要に応じてツールやシステムを導入する

ここでは、それぞれのポイントを解説します。

 

  • 設備保全のマニュアルを整備しておく

設備保全は、ベテランの担当者でなければ対処できないなどの属人化が起きやすい業務です。

属人化が発生するとノウハウが継承されにくくなり、将来的に保全活動の維持が困難になるリスクがあります。そのため、マニュアルを整備して、誰でも一定の品質で保全活動が行えるように対策するのが重要です。

また、図や写真を使った分かりやすい手順書があることで、経験の浅いスタッフでも迷わず正確に作業ができます。

設備保全を実施する場合は、マニュアルの整備を欠かさずにしておきましょう。

 

  • ヒューマンエラーによるトラブル対応を考えておく

保全活動を丁寧に従事していても、ヒューマンエラーによるトラブルが発生することがあります。

例えば、点検漏れや記録ミスによって設備の故障を招くケースが考えられます。その際に、柔軟に対応できる体制がなければ大きな損失になるため、チェックリストの標準化や監督の配置などを検討するのが大切です。

ミスの原因を個人の責任にせず、仕組みでカバーできる体制を整えることで、現場全体の安全性が高まります。

 

  • 保全活動のデータは蓄積させる

保全活動によって得られたデータは、今後の保全活動や修理作業の際に大きく役立ちます。

特に、どのような原因で不具合が起きるのか、どの設備がどの程度の頻度で故障するのかなどの情報は貴重な財産です。これらのデータを適切に管理しておくことで、より円滑に設備保全が進められるようになります。

そのため、過去の故障実績から「そろそろこの部品が危ない」と予測できるよう、情報の徹底管理を心がけましょう。

 

  • 必要に応じてツールやシステムを導入する

企業の中には、人員や時間などのリソースが不足しており、設備保全の実施が難しいケースがあります。

その際は、必要に応じて設備保全に役立つツールやシステムを導入するのがおすすめです。

例えば、振動・温度センサーや安全装置、絶縁監視装置などを設置する方法があります。

ただ、24時間稼働し続ける設備においては、そもそも設備を止めて点検をすることはできないため、稼働させながら健全性を確認できる絶縁監視装置は非常に有効です。

 

設備保全を実施する際は絶縁監視装置がおすすめ

設備保全を実施する際は絶縁監視装置がおすすめ

工場内の生産設備が安全に稼働できる状態にするために実施する設備保全では、絶縁監視装置が役立ちます。

絶縁監視装置は、設備の絶縁状態を常に監視してくれるため、未然に漏電による故障や事故を防止できるのが特徴です。

本来、電気設備の点検には停電が必要な場合もありますが、この装置があれば稼働したまま異常を察知できます。さらに、24時間体制で監視してくれるため、夜間の人員配置の検討や、深刻な人材不足の改善なども不要になります。

電気技術者センターなどの公的機関の情報でも、常時監視による安全性の向上は高く評価されており、保全業務の負担軽減には欠かせない存在です。

 

設備保全で絶縁監視装置を導入するなら「株式会社プロトラッド」がおすすめ!

設備保全で絶縁監視装置を導入するなら「株式会社プロトラッド」がおすすめ!

設備保全は、工場が生産性を担保させるためには欠かせない活動の1つです。さらに、適切な設備保全は、設備の長寿命化や不良品の削減、停止時間の短縮に大きく貢献します。

ただ、適切にマニュアルを整備したり、データを蓄積し分析したりしなければ、保全の精度が低下するリスクがあるのも事実です。

そのため、これから設備保全の実施を検討する場合は、適切な種類や手順を考慮して慎重に進めていくのがおすすめです。なお、設備保全で絶縁監視装置を導入するなら「株式会社プロトラッド」がおすすめです。

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